December 19, 2004
「FACES」発売記念イベント「FACE TO FACE」大阪レポート
これは、1996年6月30日に大阪 千里中央セルシー広場で行われた、
アルバム「FACES」発売記念イベント「FACE TO FACE」大阪
のレポートです。
開演30分前に会場に到着。参加券を見せて握手券をもらう。オープンスペースなのでイベントは誰でも見られるのだが、握手会はCDを買わないとダメだったのだ。
会場は広場にステージを作ってあり、その前に長椅子が並べてあるというもの。もっとも、椅子に座っているのはファンだけで、一般の家族連れの方などは日陰から鑑賞されていたもよう(この日はカンカン照りだった)。ステージ前には120人くらい集まっていました。
数分遅れで司会のお姉さんが登場。イベントの始まりです。
司会「草地さんは、ファンのみなさんに『くーちゃん』って呼ばれているんですよね。では、お呼びしましょう。くーちゃんです!(会場拍手)」
・follow me (ついておいで)
・桜の下にもたれて
さっそく歌いながら草地さん☆登場。
この日の衣装はオレンジのタンクトップに白のショートパンツ、白い靴。オレンジでメッシュの半袖上着。いかにも夏!といった雰囲気です。
しかし、グラマーな草地さん☆がこの衣装だと胸が(以下自粛(爆))。
2曲終わってあいさつに。
草地「おひさしぶりの方も、はじめましての方も、こんにちは。草地章江です」
草地「今日はすごいいい天気だね」
司会「朝はどしゃぶりだったんですよ」
草地「そうなんですか? あたし、雨女なんですよ(笑)。外でイベントやると、たいてい雨なんだけど、今回のイベントはみんな晴れているんですよね。今度から晴れ女ということにしようかな(笑)」
司会「天気よくて、暑さでボケちゃったんですけど、曲名紹介するのを忘れていました(笑)」
草地「1曲目が『follow me』で、2曲目が『桜の下にもたれて』でしたね」
草地「1曲目の『follow me』は、明るくていいよね。今回のアルバムのイメージテーマなんですよ。みんなで歩いていこうよ、って」
草地「2曲目は、こう、『気持ちいい~』曲でしょう?」
司会「女の子って感じで、いいですね」
草地「今回のアルバムは11曲入っているんですけど、全部イメージがちがうんですよね。あたしの持っているいろいろな顔を見てほしいってことで『FACES』という名前になったんですよ」
草地「3曲ほど『VOICE ACTRESS』と書かれた曲があって、これには『語り』の部分があるんですよ。これね、知ってるかな? YMOの『スネークマンショー』をやりたかったんです(会場爆笑)」
草地「しゃべりがあって、歌があって、オチがあってっていう。あたしの中の遊びの部分ですね」
司会「ほかにはどんな曲があるんですか?」
草地「今回どうしても歌いたかった曲があるんですよ。『人の前でキスはできない』という曲なんですけど」
草地「安心できる曲を歌いたかったんです。親とか好きな人とかが聴いてくれて、いいな、と思う曲を」
草地「今までがかわいかったから、今回はおとなっぽくなってるんですよ」
司会「ジャケットに小さいころの写真が入っているんですよね」
草地「5月に出た『お願い、何か言って』というシングルにもちょっと使ってあるんですけど、その続きになってるんですよ」
草地「なんだかね、ふとんで寝てる写真とかもあってね(笑)。やめてーとかおもったんだけど。今のわたしがいるのは過去のわたしがいるからなので、載せちゃいました」
草地「実は、シングルには弟の写真までのっけてるんだけど(笑)」
司会「弟さんはご存じなんですか」
草地「まだ知らないと思う(会場爆笑)」
司会「レコーディングは大変でしたか?」
草地「そうでもなかったですね。ただ身体をこわしちゃって、せっぱ詰まった状態になっちゃったんですよ」
司会「それじゃあ、時間がなかったでしょう」
草地「だから『楽しいものを探す』ようにしたんですよ。それなりに楽しんで作れましたね。時間なかったから、絶対に休めなかったんですけどね(笑)」
司会「どの曲が大変でしたか?」
草地「好きなひとに好きなひとができて、それを許しちゃうっていう曲があるんですけど、これが歌えなかったですねぇ。だって、そんなの許せないじゃないですか(笑)」
司会「そうですね(笑)」
草地「どうしてもうまく歌えなくて、何度も録り直したんですよ」
司会「やっぱり、そういうのって、出ちゃうものなんですか」
草地「出ちゃいますね。もっと心の広い女性になりたいです。(客席に向かって)でも、やっぱり許せないよねぇ(会場爆笑)」
司会「今回のアルバムの出来は?」
草地「バッチリ、満足してます。女の子って、いろんな面を持っているんですよね。これはあたしの一部だと思ってください」
司会「では、そろそろ歌の方に行きましょうか。『お願い、何か言って』と『正直はバカを見る』です」
・お願い、何か言って
・正直はバカを見る
シックな「お願い~」と元気な「正直は~」の組み合わせ。なかなか面白いものがあります(笑)。
「正直~」の最後に「ラララ・・・」と歌うところがあるんですが、ここで草地さん☆がマイクを客席に向けて、いっしょに歌います。でも、屋外では声が拡散してしまい、草地さん☆のところではあんまりよく聞こえなかったみたいですね。
司会「暑いでしょう」
草地「もう、ぶったおれそう(笑)」
草地「でも、あたし、メラニンちゃんって呼ばれていたんですよ。雑誌の撮影の時なんかも、カメラマンのひとに『こんな黒い声優さん撮るのはじめてですよ』って言われちゃったんです(笑)」
司会「では、ここでちょっと情報を」
草地「さっき歌った『正直はバカを見る』が、シングルカットされることに決まりました(会場拍手)! 8月くらいになるのかな。カップリングは未定なんですけど、かっちょいい曲になる、はず、です(笑)」
司会「8月21日ですね。」
草地「もうすぐレコーディングに入るんですけど。こっちでは映らないのかな? テレビ朝日の「快楽通信」という番組のオープニングになります(会場拍手)」
司会「ラジオのほうもやっていらっしゃるんですよね」
草地「はい、ABC放送で『ラジオ・ガンガン』というのをやってます。聞いてくださいね」
司会「それから、ライブがあるとか」
草地「こっちだと、8月10日にミューズホールで。あと、東京と名古屋であります。東京は8月15日だったかな(註:25日です)、原宿クエストであります」
草地「コーラスのひともつけて、見ていておもしろいものをやります。ハミングバード時代のひとも楽しめるようなヤツをね。何かはまだ教えらんないけど(笑)」
司会「会場のなかには、草地さんをアイドルではないかと思っている方もいらっしゃるかもしれませんけど」
草地「あたし、アイドルに見えますか(笑)?」
会場『見える~』
草地「ありがとう。でも、それってほめ言葉(会場笑)? アイドルのひとが『ぶったおれそう』なんで言わないですよね(会場爆笑)。『(かわいらしく)もう倒れそうですぅ』とか言うよね(笑)」
司会「実は、草地さんは声優さんなんですよね」
草地「まず『ツイン・シグナル』で『への三号』という役をやっています。ちょこっとしか出ないんですけど(笑)」
司会「への三号、ですか(笑)」
草地「おまわりさんのロボットで、ひの一号、ふの二号、への三号っていうんですよ。しゃべっても口が開かないから、大変だったんですよ(笑)」
草地「あと、『ガルフォース』ですね。OVAなんですけど。ルフィっていう江戸っ子の一匹狼みたいな役なんです」
司会「(セルを取り出す)これがさっきの『への三号』ですね。で、こっちが『ガルフォース』」
草地「(ルフィを示して)こっちの娘ですね」
草地「今回、声優さんが豪華なんですよ。みんな知ってる?」
会場『智ちゃん!』『三石琴乃さん!』
司会「みんなよく知っていますねぇ」
草地「今回、このコスチューム着てイベントやろうか、なんて話も出てるんですよ(会場:おお~)。でも、さすがにできないでしょう(笑)」
草地「このあいだ、横山(智佐・ラミィ役)さんと会ったんですけど、もう、ちっちゃくてかわいくて、抱きしめてあげたいくらい(笑)」
司会「この『への三号』と『ガルフォース』の主題歌を歌われるんですよね」
草地「あの、『への三号』じゃなくて、『ツイン・シグナル』ですから(笑)」
草地「まず『ツイン・シグナル』のオープニング(正確にはエンディングだったはず)は『なんとかなるよ』っていいます。シングルにはならないそうなので、ビデオ買って聞いてくださいね(笑)」
草地「ほんとはこの『なんとかなるよ』が3枚目のシングルになる予定だったんですよ。で、会話になっちゃうという」
司会「といいますと?」
草地「1枚目が『知らない。』っていって、2枚目が『お願い、何か言って』なんですよ。で、男の人が『知らねぇよ!』って言って、彼女が『お願い、何か言って』って言うの。そしたら、男のひとが『なんとかなるよ』って(会場笑)」
草地「『ガルフォース』の方はまだ未定なんですけど、決まったらすぐにみなさんにお知らせしますね」
司会「しかし、(会場の)みなさんは情報が早いですねぇ。すっかり頼りきっちゃいました(笑)」
草地「あたしが知らないのに、みんなは知ってるんだもの(笑)」
司会「では、お時間のほうがきてしまいましたが・・・」
草地「あたし身体弱いんですよね。お手紙なんかにも必ず『お身体に気をつけて』って書いてあるの(笑)。気をつけてがんばりますので、応援してください。今日は暑いなか、本当にどうもありがとう」
というわけで、イベントは終了。続いて握手会となりました。「FACES」のパンフレットを草地さん☆から手渡していただけるという特典(笑)付き。わたしは102番でした。
このときにおみやげに持ってきていたバターケーキを渡しました。
草地「え、これ、ケーキ?」
Master「はい」
草地「わーい、ケーキケーキ(小踊りしている)。(急にまじめになって)ありがとね」
うーん、やっぱり草地さん☆だぁ(爆)。
このあとはアフターオフ。なぜかカラオケで「なつかしのアニソン大会(笑)」になったりしましたが、ここも省略。
というわけで、またもや楽しい旅となりました。
草地さん☆、スタッフのみなさん、参加者のみなさん、
本当におつかれさま&ありがとうございました。
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